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※本記事の料金・運行情報は2026年8月時点でドイツ鉄道(Deutsche Bahn)などの公開情報をもとにした目安です。運賃・時刻・料金体系は改定されることがあるため、利用前に必ず公式サイト(DBまたはDB Navigatorアプリ)で最新情報を確認してください。円換算は1ユーロ=165円を基準にしています。一部にプロモーションを含みます。
先に結論をお伝えします。ミュンヘンからノイシュヴァンシュタイン城へ日帰りするなら、電車とバスが1日乗り放題になる「バイエルンチケット」1枚が最安です。1人なら34ユーロ(約5,610円)、これ一枚で往復の電車もフュッセンからのバスもすべてカバーできます。
「ノイシュヴァンシュタイン城に行きたいけれど、現地ツアーは1万円以上して高い」「電車で自力で行けるらしいけれど、乗り換えが複雑そうで不安」——そんな段階でこの記事にたどり着いた方が多いはずです。
この記事では、バイエルンチケットの料金・買い方・有効区間を2026年最新の情報で整理したうえで、ミュンヘン中央駅からノイシュヴァンシュタイン城までの全行程を、乗る電車・バスの番号・所要時間まで具体的に案内します。読み終えるころには「これなら自分で行ける」と思えるよう構成しました。ミュンヘン全体の周り方はミュンヘン2〜3泊のモデルコースでまとめているので、あわせてどうぞ。
なお、バイエルンチケットは「移動」の乗車券であって、ノイシュヴァンシュタイン城の入場券は含まれません。城の中に入るには別途チケットの事前予約が必要です。この点はあとで詳しく触れます。
バイエルンチケットとは──州内の電車・バスが丸一日乗り放題

バイエルンチケット(Bayern-Ticket)は、ドイツ鉄道(Deutsche Bahn/DB)が発行する、バイエルン州内の公共交通が1日乗り放題になる乗車券です。ミュンヘンを州都とするバイエルン州は、フュッセン・ニュルンベルク・アウクスブルクなど観光地が集まるエリア。その州内を、1枚の券で朝から深夜まで自由に動けます。
このチケットの強みは、対象が電車だけではないこと。以下の交通機関がまとめて乗り放題になります。
乗れる交通機関
- RE(快速)・RB(普通)などの近距離列車
- Sバーン(近郊電車)
- Uバーン(地下鉄)
- トラム(市電)
- 路線バス(州内の公共交通)
乗れない列車
- ICE(高速鉄道)
- IC・EC(都市間特急・国際特急)
つまり、ICE・IC・ECといった速い長距離特急には使えません。ここを間違えて特急に乗ってしまうと、別途高額な運賃を請求されるので注意してください。ミュンヘンからフュッセン方面は、そもそもRE(快速)が主役の路線なので、バイエルンチケットで問題なく移動できます。
「速い特急に乗れないなら不便では?」と感じるかもしれませんが、日帰り観光の移動なら快速で十分。時間より費用を優先したい旅行者にとって、これほど心強い一枚はありません。
料金はいくら?──2026年最新の人数別早見表

気になる料金を見ていきましょう。バイエルンチケットの大きな特徴は、人数が増えるほど1人あたりが安くなること。基本料金に対し、2人目以降はおひとりあたり約8〜10ユーロの加算で済むため、グループ旅行ほどお得になります。
| 人数 | チケット料金(2等) | 円換算の目安 | 1人あたり | 1人あたり円換算 |
|---|---|---|---|---|
| 1人 | 34ユーロ | 約5,610円 | 34ユーロ | 約5,610円 |
| 2人 | 約42ユーロ | 約6,930円 | 約21ユーロ | 約3,465円 |
| 3人 | 約52ユーロ | 約8,580円 | 約17ユーロ | 約2,860円 |
| 4人 | 約62ユーロ | 約10,230円 | 約15.5ユーロ | 約2,565円 |
| 5人 | 約72ユーロ | 約11,880円 | 約14.4ユーロ | 約2,376円 |
※1人分が34ユーロ、2人目以降はおひとりあたり約8〜10ユーロ加算という体系の目安です。料金は改定されることがあるため、購入時に必ず公式で最新額を確認してください。
さらに、6〜14歳の子どもは大人1名につき3人まで無料で同伴できます。家族旅行では、この特典だけで交通費がぐっと軽くなります。
1人で使っても34ユーロでバイエルン州内が丸一日乗り放題ですから、ミュンヘン〜フュッセンの往復(片道約2時間)を考えれば、単純な往復切符を都度買うより割安になるケースがほとんどです。旅費の全体像はミュンヘン旅行の費用・予算ガイドで詳しくまとめています。
どこまで行ける?──有効区間とザルツブルクの扱い
バイエルンチケットが使えるのは、原則としてバイエルン州全域です。ミュンヘンを起点に、次のような主要都市へ足を延ばせます。
- フュッセン(ノイシュヴァンシュタイン城の玄関口)
- ニュルンベルク
- アウクスブルク
- ヴュルツブルク
- レーゲンスブルク
例外的に、一部の路線ではオーストリアのザルツブルクまで利用できる場合があります。ただし利用できる列車・区間が限られるため、ザルツブルクへ足を延ばしたい場合は、購入前にDBの公式案内でその日の対象列車を必ず確認してください。「行けると思って乗ったら対象外だった」という失敗を避けるためです。
現地の通信も忘れずに準備を
有効区間内を電車とバスで動くなら、DB Navigatorアプリでの時刻確認・チケット表示のために、現地でつながるモバイル通信が欠かせません。乗り換え検索やバスの発車時刻を調べるのに、安定したネット環境があるだけで移動の不安が大きく減ります。
そこでおすすめなのが、渡航前に用意できるeSIMです。国内利用者数の多いトリファ(trifa)や、世界200以上の国・地域に対応するAiraloなら、SIMカードの差し替えなしにアプリ上で開通でき、到着直後からミュンヘンでネットが使えます。どのプランを選ぶべきかはドイツ・ミュンヘンで使えるeSIM比較で解説しているので、通信の準備はこちらを参考にしてください。
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平日と週末で有効時間が違う──早朝に動く人は要注意
意外と見落とされがちなのが、曜日によって有効になる時間帯が違うという点です。
| 区分 | 有効時間 |
|---|---|
| 平日(月〜金) | 9:00〜翌日3:00 |
| 土日・祝日 | 0:00〜翌日3:00 |
平日は朝9時からしか有効になりません。「早朝の便でフュッセンへ向かって、朝一番で城を見たい」という計画の場合、平日だと9時前の電車にはバイエルンチケットが使えない点に注意が必要です。9時前に動きたいなら、土日を狙うか、始発〜9時までの区間だけ別の切符を用意することになります。
一方、土日・祝日は0時から使えるので、早朝発の日帰りにはむしろ週末のほうが向いています。どちらも翌日午前3時まで有効なので、帰りが夜遅くなっても安心です。この有効時間の差は競合記事でも説明が抜けがちなので、旅程を組むときは必ず頭に入れておいてください。
どこで買える?──買い方は3通り

バイエルンチケットの購入方法は、大きく分けて3つあります。それぞれの特徴を押さえて、自分に合った方法を選びましょう。
1. DB Navigatorアプリ(最速でおすすめ)
ドイツ鉄道の公式アプリ「DB Navigator」から購入する方法です。日本にいるうちにアプリを入れて会員登録・支払い設定まで済ませておけば、現地では画面を数タップするだけで購入完了。チケットはスマホの画面に表示され、そのまま乗車できます。夏の観光シーズンは駅の窓口や券売機が混み合うため、行列を避けたいならアプリが圧倒的に便利です。購入後はスクリーンショットではなくアプリ内の有効なチケット画面を提示する必要がある点だけ覚えておきましょう。
2. 駅の券売機
主要駅に設置された赤いDBの券売機(自動販売機)でも購入できます。英語表示に切り替えられるので、画面の案内に沿って「Bayern-Ticket」を選び、人数を指定して支払えばOK。クレジットカード・現金の両方に対応している機種が多いです。ただし観光シーズンは券売機にも列ができることがあります。
3. 駅の窓口(DB Reisezentrum)
対面で買いたい場合は、駅構内のDB案内所(Reisezentrum)の窓口へ。スタッフに相談しながら購入できるので、ルートや乗り換えに不安がある人には安心です。ただし窓口は営業時間が限られ、混雑時は待ち時間が長くなりがち。急いでいる観光シーズンは、アプリ→券売機→窓口の順で検討するのが効率的です。
ミュンヘン→ノイシュヴァンシュタイン城の最安ルート全行程

ここからが本記事の中心、ミュンヘン中央駅からノイシュヴァンシュタイン城までの具体的な行き方です。バイエルンチケット1枚で、この全行程の電車とバスをカバーできます。
ステップ1:ミュンヘン中央駅 → フュッセン駅(RE 約2時間)
出発はミュンヘン中央駅(München Hbf)。ここからフュッセン(Füssen)行きのRE(快速)に乗ります。直通便なら約2時間で到着。直通がない時間帯はブーフロエ(Buchloe)での乗り換えになりますが、同じホーム付近で接続していることが多く、案内表示に従えば迷いにくいです。
ポイントは、電車の進行方向。フュッセン方面は人気路線なので、観光シーズンの週末は混雑します。座って移動したいなら、始発のミュンヘン中央駅で早めにホームへ向かうのがコツです。
ステップ2:フュッセン駅 → ホーエンシュヴァンガウ(バス 約10分)
フュッセン駅に着いたら、駅を出て右手のバス停へ。ここから73系統・78系統などのバスに乗り、城のふもとの村ホーエンシュヴァンガウ(Hohenschwangau)を目指します。所要は約8〜10分。このバスもバイエルンチケットの対象なので、追加料金は不要です。城方面へ向かう観光客が一斉に乗るので、電車が着くとバス停に人が並びますが、本数も観光シーズンは増発されます。
ステップ3:ホーエンシュヴァンガウ → 城まで(徒歩・馬車・シャトルバス)
ホーエンシュヴァンガウのバス停で降りたら、そこから城までは登り坂。行き方は3通りあります。
- 徒歩:約30〜40分の上り坂。最安(無料)で、森の中を歩く道のりも気持ちいいです。
- 馬車:雰囲気重視ならこちら。別途料金がかかります。
- シャトルバス:一番ラクですが、こちらも別料金です。
体力と時間、予算に応じて選びましょう。徒歩なら追加費用ゼロで城の入口まで行けます。
城の入場券は別に必要──ここが最重要ポイント
繰り返しになりますが、バイエルンチケットでカバーできるのは「城のふもとまでの移動」だけです。ノイシュヴァンシュタイン城の内部を見学するには、別途入場チケットの事前予約が必須。しかも当日券は数に限りがあり、シーズン中は早い時間に売り切れることも珍しくありません。「せっかく城の前まで来たのに中に入れなかった」という失敗を避けるため、入場券は日本にいるうちに予約しておくのが鉄則です。予約の手順はノイシュヴァンシュタイン城チケット予約の完全ガイドで詳しく解説しています。
乗り換えや城の予約に不安があるなら、ツアーという選択肢も
「電車とバスを自分で乗り継ぐのは、やっぱり不安」「城の入場予約まで手配する自信がない」——そんな方には、ミュンヘン発の日帰りツアーという選択肢もあります。ツアーなら移動から城の入場手配までまとめてお任せでき、乗り換えの心配がありません。
KKdayやベルトラ(VELTRA)では、ミュンヘン発ノイシュヴァンシュタイン城の日帰りツアーを扱っています。費用は自力より高くなりますが、入場チケットの手配込みで、初めての海外個人旅行で乗り換えに不安がある方や、限られた滞在時間を効率よく使いたい方には向いています。「自力の最安ルート」と「手配済みツアーの安心」、どちらが自分の旅に合うか比較して決めてください。
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交通費だけでいくらかかる?──往復費用の試算
ミュンヘンからノイシュヴァンシュタイン城への日帰りで、交通費がいくらになるか試算してみましょう(1人・2等・徒歩で城まで登る前提)。
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| バイエルンチケット(1人・1日) | 34ユーロ(約5,610円) |
| ミュンヘン市内〜中央駅の移動 | 上記に含まれる |
| フュッセン往復(RE) | 上記に含まれる |
| フュッセン〜ホーエンシュヴァンガウのバス往復 | 上記に含まれる |
| ふもとから城まで(徒歩) | 0ユーロ |
| 交通費合計 | 34ユーロ(約5,610円) |
つまり、バイエルンチケット1枚(34ユーロ)で、ミュンヘン市内の移動から城のふもとまでの往復がすべて完結します。2人で行けば1人あたり約21ユーロ、家族4人なら1人あたり約15.5ユーロまで下がります。ここに城の入場料(別途)が加わるイメージです。ミュンヘン滞在全体の予算感はミュンヘン旅行の費用・予算ガイドで内訳を整理しているので参考にしてください。
現地ツアーが1人1万円を超えることを考えると、自力なら交通費を半額以下に抑えられる計算です。浮いた予算を城の見学や食事に回せるのが、バイエルンチケット最大のメリットといえます。
バイエルンチケットで行ける、ほかの日帰りスポット
ノイシュヴァンシュタイン城だけでなく、バイエルンチケットはミュンヘン起点のさまざまな日帰り旅に活躍します。せっかく丸一日乗り放題なので、旅程に余裕があれば足を延ばしてみてください。
- ニュルンベルク:中世の街並みとカイザーブルク(城)で知られる古都。冬はクリスマスマーケットでも有名です。
- アウクスブルク:ドイツ最古の社会福祉住宅「フッゲライ」が残る、歴史ある街。ミュンヘンから近く気軽に行けます。
- レーゲンスブルク:世界遺産の旧市街とドナウ川沿いの景観が魅力。
- ガルミッシュ=パルテンキルヒェン:ドイツ最高峰ツークシュピッツェの登山口となる山岳リゾート。
冬に訪れるなら、ミュンヘンを起点にしたヨーロッパのクリスマスマーケットおすすめ3都市の記事もあわせて読むと、旅の計画が広がります。
よくある質問(FAQ)
Q1. バイエルンチケットでノイシュヴァンシュタイン城の入場はできますか?
できません。バイエルンチケットは電車・バスなどの「移動」に使う乗車券で、城の入場券は含まれません。城内の見学には別途入場チケットの事前予約が必要です。詳しくはノイシュヴァンシュタイン城チケット予約ガイドをご覧ください。
Q2. 1人で使っても元は取れますか?
はい。1人34ユーロで州内が丸一日乗り放題になるため、ミュンヘン〜フュッセンの往復(片道約2時間)だけでも、都度切符を買うより割安になるケースがほとんどです。
Q3. ICE(高速鉄道)には乗れますか?
乗れません。バイエルンチケットで乗れるのはRE・RB・Sバーン・Uバーン・トラム・路線バスなどの近距離交通です。ICE・IC・ECといった特急に乗ると、別途運賃を請求されるので注意してください。
Q4. 平日の朝8時の電車に乗りたいのですが使えますか?
平日は9:00からの有効です。8時台の電車には使えないため、9時前に動くなら土日・祝日(0:00から有効)を選ぶか、始発〜9時までの区間だけ別の切符を用意してください。
Q5. チケットは日本で買えますか?
DB Navigatorアプリなら日本にいるうちにアカウント登録・支払い設定を済ませておけます。チケット自体は利用日に合わせて購入する形になりますが、事前にアプリを準備しておけば現地でスムーズです。
まとめ──34ユーロで叶う、ミュンヘン発の城巡り
バイエルンチケットは、ミュンヘンからノイシュヴァンシュタイン城へ日帰りする際の「最安の移動手段」です。要点を振り返りましょう。
- 1人34ユーロ(約5,610円)で、州内の電車・バスが丸一日乗り放題
- 人数が増えるほど1人あたりが安くなる(2人で約21ユーロ、5人で約14.4ユーロ)
- ICE・IC・ECの特急には乗れない(RE・RB・Sバーン・バスはOK)
- 平日は9:00〜、土日祝は0:00〜有効(早朝に動くなら週末が有利)
- 買い方はDB Navigatorアプリ・券売機・窓口の3通り。混雑シーズンはアプリが最速
- 城の入場券は別途必要──移動と入場は必ず分けて準備する
移動費を抑えたぶん、城の見学や現地の食事に予算を回せるのが自力手配の醍醐味です。城の入場予約はノイシュヴァンシュタイン城チケット予約ガイドで、ミュンヘン全体の周り方はミュンヘン2〜3泊のモデルコースで確認しておきましょう。
現地でのアクティビティや入場チケットは日本語でまとめて予約できると便利です。下記のKlookなら、ミュンヘン発着の観光アクティビティを事前に手配できます。
また、海外旅行では急な体調不良やトラブルに備えて保険も用意しておきたいところ。年会費永年無料のエポスカードは自動付帯の海外旅行傷害保険がつくため、旅行前に1枚持っておくと安心です。通信の準備はドイツ・ミュンヘンで使えるeSIM比較を参考に、渡航前に済ませておきましょう。
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準備を整えて、34ユーロで叶うおとぎ話のような城巡りへ出かけてください。


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