【実測】パリのNavigo週間パスは本当にお得?乗車ログで損益分岐点を検証

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パリ旅行を計画中で「Navigoって買った方がいいの?」と迷っていませんか。

結論から言うと、パリに4日以上滞在して1日3回以上メトロに乗るなら、Navigo週間パスが圧倒的にお得です。

筆者は2026年4月にパリ8泊の取材を行い、全乗車回数を記録しました。その結果、Navigoの方がカルネ(回数券)より約48EUR(約7,700円)安いことが実測データで判明しています。

この記事では、Navigoの種類・買い方から損益分岐点の計算、注意すべき「月曜始まりの罠」まで、2026年最新情報でまるっと解説します。

Navigo週間パスとは?種類・料金・対象エリアまとめ【2026年最新】

Navigoはパリの公共交通機関で使えるICカードです。日本のSuicaに近い存在ですが、定期券のように一定期間乗り放題になるプランがあるのが最大の特徴です。

Navigoの種類(Semaine・Mois・Easy)

種類 有効期間 料金(2026年4月時点) 特徴
Navigo Semaine(週間パス) 月曜〜日曜の1週間 30.75 EUR 旅行者に最もおすすめ。Zone 1-5乗り放題
Navigo Mois(月間パス) 1日〜月末 86.40 EUR 長期滞在者向け。月初スタートのみ
Navigo Easy チャージ式 カード代2 EUR+都度チャージ カルネ(回数券)やMobilis(1日券)を載せられる

旅行者が検討すべきはNavigo Semaine(週間パス)です。30.75 EURで月曜から日曜までの7日間、メトロ・バス・RER・トラムが乗り放題になります。

料金とZone

Navigo SemaineはZone 1-5すべてカバー。つまりパリ市内(Zone 1-2)だけでなく、CDG空港(Zone 5)やヴェルサイユ宮殿(Zone 4)へのRER移動もすべて含まれます。

別途カード発行手数料として5 EURが必要です(初回のみ。顔写真の貼付が必要)。

初回の総コスト:30.75 EUR+5 EUR=35.75 EUR(約5,700円)
(1 EUR=160円換算、2026年4月時点)

乗れる交通機関

Navigoで乗れる交通機関は以下のとおりです。

  • メトロ(地下鉄)全16路線
  • RER(高速郊外鉄道)A〜E線のZone 1-5区間
  • バス(パリ市内+郊外路線)
  • トラム(路面電車)全11路線
  • モンマルトルのフニキュレール(ケーブルカー)
  • ノクティリアン(深夜バス)

CDG空港〜パリ市内のRER B線も対象です。通常片道11.45 EURかかるので、空港往復だけで約23 EUR。これだけでNavigo代の大半を回収できます。

Navigoの買い方|CDG空港での購入手順を解説

CDG空港RER B駅窓口での購入手順

パリに到着したら、まずCDG空港のRER B駅窓口でNavigoを購入しましょう。手順は以下のとおりです。

ステップ1:RER B駅の窓口へ向かう
CDG空港のターミナル2からは「Paris par train」の案内表示に従って進みます。ターミナル1・3からは無料シャトルでターミナル2へ移動してからRER B駅へ。

ステップ2:窓口で「Navigo Semaine, s’il vous plait」と伝える
自動券売機ではNavigoカードの新規発行ができません。必ず有人窓口で購入してください。

ステップ3:顔写真を提示する
スマホに保存した証明写真を見せればOKです。窓口スタッフがカードに印刷してくれます。パスポートサイズ(縦4.5cm x 横3.5cm)を事前にスマホに入れておきましょう。

ステップ4:支払い(カード・現金どちらもOK)
35.75 EUR(カード代5 EUR+週間パス30.75 EUR)を支払います。クレジットカード対応です。

所要時間の目安: 混雑していなければ5〜10分で完了します。朝のラッシュ時は20〜30分待つこともあります。

必要なもの

  • 顔写真(スマホ画面でOK)
  • 支払い用のクレジットカード・現金
  • パスポート(提示を求められることは稀ですが念のため)

空港以外の購入場所

CDG空港以外でも、パリ市内の主要メトロ駅(Chatelet、Gare du Nord、Saint-Lazareなど)の窓口で購入できます。ただし、到着日からNavigoを使えた方がRER B(空港→市内)の片道11.45 EURを節約できるので、空港での購入がおすすめです。

なお、空港でNavigoを購入する際、地図の確認やスマホ翻訳にはネット環境が必要です。出発前にeSIMを設定しておくと到着直後から使えて安心です。

海外旅行におすすめのeSIMを比較|2026年版

【実測】8泊のパリ滞在で何回メトロに乗ったか?全乗車ログ公開

2026年4月のパリ8泊取材で、Navigoを使った全乗車回数を記録しました。

日別乗車回数

主な移動 メトロ・RER乗車回数
Day 1(到着日) CDG空港→宿、近隣スーパー 3回
Day 2 シテ島・マレ地区 4回
Day 3 ルーヴル・オペラエリア 5回
Day 4 エッフェル塔・アンヴァリッド 4回
Day 5 モンマルトル・北マレ 5回
Day 6 モンサンミシェル日帰り(FlixBus) 2回(パリ市内のみ)
Day 7 オルセー・サンジェルマン 4回
Day 8 凱旋門・シャンゼリゼ・買い物 5回
Day 9(最終日) 宿→CDG空港 2回

トータル乗車回数とNavigo利用額

項目 数値
総乗車回数 34回
Navigo週間パス代 30.75 EUR
カード発行手数料 5 EUR
Navigo総コスト 35.75 EUR
1回あたりのコスト 約1.05 EUR

カルネ(回数券)だったらいくら?

カルネはNavigo Easyカードにチャージする形で購入します(2026年4月時点で10回券16.90 EUR)。

項目 数値
総乗車回数 34回
カルネ10回券 × 3セット+単発4回 16.90 × 3 + 8.48 = 59.18 EUR
Navigo Easy カード代 2 EUR
CDG空港↔市内 RER B × 2(カルネ対象外) 11.45 × 2 = 22.90 EUR
カルネ総コスト 84.08 EUR

Navigoの方が48.33 EUR(約7,700円)お得でした。

RER B(空港↔市内)がNavigoに含まれているのが大きな差です。カルネはZone 1のメトロ・バスのみ対象で、RER Bの空港区間は別料金になります。

損益分岐点を計算|Navigo vs カルネ vs 1日券の料金比較

1回あたり単価比較表

交通手段 購入単価 1回あたり実質単価(目安) 備考
Navigo Semaine 30.75 EUR+カード代5 EUR 約1.05 EUR(34回利用時) Zone 1-5全域。RER含む
カルネ(10回券) 16.90 EUR+カード代2 EUR 1.69 EUR Zone 1のメトロ・バスのみ
単発チケット(t+) 2.15 EUR 2.15 EUR 1回限り。Zone 1のメトロ・バス
Mobilis(1日券) 8.45 EUR(Zone 1-2) Zone依存 当日限り。Navigoの週間パスと比較検討

滞在日数別シミュレーション

1日平均4回乗車と仮定した場合の比較です(2026年4月時点の料金)。

滞在日数 乗車回数 Navigo Semaine カルネ+RER空港往復 差額
2日 8回 35.75 EUR 36.42 EUR Navigo +0.67 EUR お得
3日 12回 35.75 EUR 43.18 EUR Navigo +7.43 EUR お得
4日 16回 35.75 EUR 51.62 EUR Navigo +15.87 EUR お得
5日 20回 35.75 EUR 58.38 EUR Navigo +22.63 EUR お得
7日 28回 35.75 EUR 71.90 EUR Navigo +36.15 EUR お得

RER B(空港往復22.90 EUR)を含めると、2日滞在でもNavigoの方がお得になります。

結論

  • 空港からRER Bを使う場合:滞在日数に関係なくNavigoが有利
  • 空港バス利用でRER Bを使わない場合:1日3回以上乗るなら3日目からNavigoがお得
  • 損益分岐点:Navigoは15回以上の乗車で元が取れる(RER B空港区間含まず)

なお、パリでの支払いにはクレジットカードがほぼ必須です。海外旅行向けカードを1枚持っておくと交通費以外の場面でも安心です。

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Navigoの注意点・落とし穴|月曜始まりルールと損するケース

Navigoは便利ですが、知らないと損をするルールがいくつかあります。

月曜始まり・日曜終了の固定サイクル

Navigo Semaineは毎週月曜から日曜までの固定サイクルです。購入日に関係なく、その週の日曜日に有効期限が切れます。

つまり、水曜日に購入しても使えるのは水〜日曜の5日間。月〜火の2日分は無駄になります。

水〜木到着だと損するケース

到着曜日 使える日数 1日あたりコスト 判定
月曜 7日 約4.39 EUR お得
火曜 6日 約5.13 EUR お得
水曜 5日 約6.15 EUR ギリギリ
木曜 4日 約7.69 EUR Mobilis検討
金曜 3日 約10.25 EUR カルネがお得
土曜 2日 約15.38 EUR カルネ一択

金曜・土曜到着の場合はNavigoを買わない方がいいです。カルネ(回数券)で対応しましょう。

チャージ忘れ・紛失時の対処

  • 翌週の更新:金曜日から翌週分のチャージ(リチャージ)が可能。窓口・自動券売機・専用アプリで手続きできます
  • 紛失・盗難:窓口で再発行が必要(カード代5 EURが再度かかる)。チャージ済みの週間パス代は補償されません
  • 残高確認:改札のカードリーダーにかざすと残り日数が表示されます

パリではATMでのユーロ引き出しも必要になる場面があります。ATM手数料を最小化するなら、Wiseのデビットカードが便利です。

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滞在日数別おすすめ|あなたはNavigoを買うべきか?

2〜3日の短期滞在 → カルネ(回数券)

滞在が2〜3日で、かつ到着曜日が木〜土曜の場合、Navigoの元を取るのは難しいです。Navigo Easyにカルネ10回券(16.90 EUR)をチャージして使いましょう。

4〜5日の中期滞在 → 到着曜日で判断

  • 月〜水曜到着:Navigo Semaineがお得。迷わず購入してOK
  • 木〜土曜到着:残り日数が3日以下ならカルネ。翌週月曜をまたぐ場合は翌週分をリチャージする手もあり

6日以上の長期滞在 → Navigo一択

6日以上パリに滞在するなら、到着曜日に関係なくNavigoが最善です。月曜始まりのサイクルをまたぐ場合は、翌週分をリチャージすれば2週間乗り放題になります(30.75 EUR × 2=61.50 EUR)。

判断フローチャート

  1. パリ滞在は4日以上か? → Yes → Navigo購入
  2. 到着日は月〜水曜か? → Yes → Navigo購入
  3. 1日3回以上メトロに乗る予定か? → Yes → Navigo購入
  4. 上記すべてNoなら → カルネ(回数券)でOK

まとめ:Navigoは15回以上乗るなら買い

パリのNavigo週間パスについて、実測データをもとにまとめます。

Navigoを買うべき人:

  • パリに4日以上滞在する
  • CDG空港からRER Bで市内に移動する
  • 1日3回以上メトロ・バスに乗る予定がある
  • 月曜〜水曜にパリに到着する

Navigoを買わなくていい人:

  • 滞在が2〜3日で移動が少ない
  • 金曜・土曜到着で日曜に帰国する

筆者の8泊パリ取材では、Navigoのおかげでカルネ比で48 EUR以上(約7,700円)節約できました。パリのメトロは本数も多く、Navigoがあれば改札で毎回チケットを買う手間もなくなります。

パリ旅行の交通費を最適化したい方は、滞在日数と到着曜日を確認して、Navigoを検討してみてください。

なお、メトロ駅から徒歩圏の宿を選ぶとNavigoの活用度がさらに上がります。パリの宿泊予約は早めの手配がおすすめです。

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Navigo週間パスの料金はいくらですか?(2026年最新)

Navigo Semaineの料金は30.75 EUR(2026年4月時点)です。初回のみカード発行手数料5 EURが別途かかるため、初回は合計35.75 EURとなります。

NavigoはCDG空港で買えますか?

はい、CDG空港のRER B駅にある有人窓口で購入できます。自動券売機では新規発行できないため、必ず窓口へ行ってください。顔写真(スマホ画面でOK)の準備を忘れずに。

Navigo週間パスは何曜日から使えますか?

Navigo Semaineは月曜始まり・日曜終了の固定サイクルです。何曜日に購入しても、その週の日曜日に有効期限が切れます。月曜到着なら7日間フルに使えますが、金曜到着だと3日間しか使えない点に注意してください。

Navigoで空港からパリ市内まで移動できますか?(RER B対応)

はい、Navigo SemaineはZone 1-5をカバーしているため、CDG空港(Zone 5)からパリ市内(Zone 1)へのRER B線も追加料金なしで利用できます。通常片道11.45 EURなので、往復だけで約23 EUR分の価値があります。

3日間の滞在でもNavigoは元が取れますか?

月曜〜水曜の到着で1日4回以上乗る場合は元が取れます。ただし、木曜以降の到着で残り日数が3日以下の場合はカルネ(回数券)の方がお得です。CDG空港からRER Bを使うかどうかも判断材料にしてください。

この記事の料金情報は2026年4月時点のものです。パリの公共交通料金は毎年改定される場合があります。最新情報はIle-de-France Mobilites公式サイトでご確認ください。

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